子供の遊び1 ポコペン
何気なく近所の子供たちが空き地で遊んでるのに目をやれば。
「○○ちゃん、ポーコペン」
という声。ポコペンか。どんな遊びかは、知りません。ポコペン。どこかで聞いたことがあるような、無いような。どこだったろう。少なくとも大人になってからそんな言葉を聞いた事も使ったことも、ありm、いや、あった。
1992年。まだインターネットの時代でもない。当然Wikipediaもない。総勢20人程度の某ゲーム会社、深夜過ぎ。
ゲーム内のアイテムを検討中のAがふと顔を上げて言いました。
A「おー?!これは…metro、ポコペンって知ってる?」
私「いや?知らない。けど聞いた事あるような」
A「鬼ごっこみたいな遊びで。まぁいいや、それがさ、広辞苑に載ってるのな。漢字がある。ほらココ」
ポコペン【不彀本】(中国語で、元が切れる意)だめだ。話にならぬ。
A「中国語とはね。それに広辞苑に載ってるなんて。そうだアイテムかキャラ名で使おうか」
私「いいねぇ音も面白いし。遊びの名前でもあるんでしょ?ポコペンパークとか。どうよ。鬼ゴッコぽいイベントを入れてさ」
というあたりで、先ほどまで机で寝てたと思っていた社長がムックリ起き上がって
社長「却下」
A「え?どうしてですか?」
社長「差別語。戦争中に、中国人そのものを指してたとか」
A「本当ですか?」
社長「本当かどうかは、まぁどうなんだろうね。そこは問題じゃない」
私「避けれるトラブルはあらかじめ避ける。と」
社長「そういうことだ、つまり、ポコペンパークとかそういうのは」
A、私、同時に「ポコペン、だな」